ミュンヘンには数回訪れていまして、2022年5月、2024年2月の経験を話していこうと思います。同じ街でも季節が違うと全く違う表情を見せてくれます。
5月は川でサーフィンをする人々、街を歩く観光客で賑わっていましたが、2月は寒い中、カフェで温かいコーヒーを飲む時間が格別でした。
この記事では、2回の訪問で実際に訪れた場所、食べた料理、失敗談まで、具体的にお伝えします。
訪問:2022年5月|初夏のミュンヘン

訪問期間:2022年5月15日〜17日(2泊3日)
マリエン広場:グロッケンシュピールを見逃した
訪問日:2022年5月15日
ミュンヘン到着後、最初に向かったのがマリエン広場。新市庁舎の仕掛け時計「グロッケンシュピール」は、毎日11時と12時に動き出します。11時の回を見逃したので、12時に再挑戦しました。
11時50分に広場に到着すると、すでに人だかり。良い位置を確保できず、後方から見ることに。12時になると、時計塔の人形が動き出し、音楽が流れます。
【正直な感想】
「思ったより地味」でした。人形の動きは小さく、遠くからだと見ずらいかもしれません。もっと派手なショーを想像していたので、少し拍子抜け。
ただし、周りの観光客は皆写真を撮っていて、雰囲気は楽しかったです。
【撮影のコツ】
良い写真を撮りたいなら、11時45分には広場に到着して、時計塔の真正面を確保すること。後方からではほとんど見えません。
フラウエン教会:双塔の存在感
訪問日:2022年5月15日
マリエン広場から徒歩5分、ミュンヘンのシンボル「フラウエン教会」へ。玉ねぎ型ドームの双塔は、市内のどこからでも見えるランドマークです。
入場料:無料
塔への登頂:休止中
内部はシンプルながら荘厳な雰囲気。高い天井と白い壁が、静けさを生み出しています。ステンドグラス越しの光が差し込んで、観光の喧騒を忘れるくらい落ち着きました。
【滞在時間】
約20分。じっくり見るなら30分ほど。椅子に座って休憩もできます。
英国庭園:川でサーフィンする人々に遭遇

訪問日:2022年5月16日、午後3時
英国庭園は、ヨーロッパでも最大級の公園。芝生でピクニックをする人、ジョギングする人で賑わっていました。
【アイスバッハ川のサーフィンスポット】
川沿いを歩いていると、突然人だかりが。近づくと、川の中でサーファーが波乗りをしていました。
これは「Eisbachwelle(アイスバッハの波)」と呼ばれる人工の定常波。川の流れで常に波ができていて、サーファーが入れ替わり立ち替わり挑戦していました。
【観察した内容】
- 時間:30分ほど観察
- サーファーの数:10人くらい、順番待ち
- 服装:ウェットスーツ着用(5月でも水温は冷たい)
海のない都市で、こんな本格的なサーフィンが見られるとは驚きでした。川の流れる音、サーファーの集中した表情、観客の歓声。予想外の光景に、時間を忘れて見入ってしまいました。
街歩き:旧市街の石畳
訪問日:2022年5月16日、午後
マリエン広場周辺の旧市街は、石畳の道と歴史的建築が続きます。カフェ、レストラン、ショップが立ち並び、観光客で賑わっていました。
【街歩きの感想】
- 石畳は見た目は美しいが、長時間歩くと足が疲れる
- スニーカー必須(ヒールやサンダルは厳しい)
- カフェやベンチが多いので、休憩しやすい
- 建物の装飾が美しく、写真を撮る手が止まらない
5月は日が長く、夜8時過ぎまで明るいので、ゆっくり街歩きを楽しめました。
2回目の訪問:2024年2月|冬のミュンヘン

訪問期間:2024年2月10日〜12日(2泊3日)
2回目の訪問は真冬。気温は0度前後で、小雨が降っていました。5月とは全く違う、静かで落ち着いた雰囲気のミュンヘンでした。
マリエン広場:小雨の中で
訪問日:2024年2月10日、午前11時
2回目のマリエン広場は、小雨が降っていました。もちろん、傘をさしている人は、ほぼ居ません。
【5月との違い】
- 観光客の数:5月より少ない(冬は観光オフシーズン)
- グロッケンシュピール:前回より良い位置で見られた
- 気温:0度、手袋必須
- 雰囲気:静かで落ち着いている
広場周辺のカフェは、寒さを避ける人々で混雑していました。
ベーカリーで朝食:プレッツェルとコーヒー
訪問日:2024年2月10日、午前8時
店名:Hofpfisterei(マリエン広場近く)
ホテルの朝食は高いので、地元のベーカリーで購入しました。Hofpfistereiは、ミュンヘンで有名なパン屋チェーンです。
購入品:
- プレッツェル(大):1,20ユーロ
- ブレートヒェン(小さいパン)2個:1,80ユーロ
- コーヒー(テイクアウト):2,50ユーロ
- 合計:5,50ユーロ
焼きたてのプレッツェルは、外はカリッと中はもちもち。塩がしっかり効いていて、コーヒーとの相性抜群。朝6時から営業しているので、早朝観光の前に立ち寄れます。
ペーター教会:塔に登って市内を一望
訪問日:2024年2月11日、午後1時
場所:St. Peter’s Church(マリエン広場から徒歩2分)
ペーター教会は、ミュンヘン最古の教会。塔に登ると、市内を360度見渡せます。
入場料:
- 教会内部:無料
- 塔への登頂:5ユーロ
【塔への登頂】
- 階段の数:約300段
- エレベーター:なし
- 所要時間:登り15分、降り10分
- 途中の休憩:できない(狭い螺旋階段)
階段は狭くて急で、すれ違うのも大変。でも、頂上からの景色は絶景でした。
【頂上からの景色】
- マリエン広場と新市庁舎が真下に見える
- フラウエン教会の双塔が目の前
- 天気が良ければアルプスの山々も見える(2月11日は曇りで見えず)
- 赤い屋根の旧市街が広がる
300段の階段は辛かったですが、登る価値は十分ありました。冬は風が冷たいので、手袋と帽子は必須です。
レストランで夕食:フラムクーヘン

訪問日:2024年2月11日、午後7時
店名:Pfälzer Residenz Weinstube
住所:Residenzstraße 1, 80333 München
地元の人に人気のバイエルン料理レストラン。雰囲気が良いと聞いて訪れました。
予約:なし(当日訪問、待ち時間15分)
注文内容:
- Flammkuchen(ドイツ風ピザ):16,90ユーロ
- サラダ:5,9ユーロ
- ワイン 0.25L(Augustiner Helles):6,40ユーロ
- 合計:29,20ユーロ
【フラムクーヘンの感想】
アルザス地方発祥の薄焼きピザのような料理。薄いクリスピー生地の上に、サワークリーム、玉ねぎ、ベーコンが乗っています。
生地はパリパリで、一口食べると玉ねぎの甘みとベーコンの塩気が口に広がります。サワークリームのコクが全体をまとめていて、お酒との相性が抜群。
薄い生地なので、見た目より軽く、一人でペロリと食べられました。
【チップ】
合計29,20ユーロを33ユーロに切り上げて支払い。約10%のチップ。
カフェで休憩:英国の紅茶
訪問日:2024年2月12日、午後2時
店名:The Victorian House Brown’s Tea Bar
住所:Türkenstraße 60, 80799 München
ミュンヘンで楽しめる英国調なカフェ。上品でクラシックな空間が美しいです。
注文内容:
- Queen Elizabeth Jubilee Tea:大きいカップ 4,60 €
- Basket of Breakfast Rolls and Butter : 10,50ユーロ
- Clotted Cream : 3,90 €
- 追加のジャム : 1,60€
- 合計:20,60ユーロ
【Queen Elizabeth Jubilee Teaの感想】
上品な紅茶。飲みやすく、もちろんパンとの相性も抜群です。
【店の雰囲気】
- クラシックな内装、高い天井
- 観光客と地元の人が半々
- 静かで落ち着いている
- Wi-Fi あり
寒い冬の日、カフェでゆっくり過ごす時間は最高の贅沢でした。ゆっくり紅茶を楽しめます。窓際の席は明るく、読書をする人も多く見かけました。
5月と2月、どちらがおすすめ?

2回訪れて感じたのは、どちらの季節にも魅力があるということ。
5月(春〜初夏)のメリット
- 天気:晴れの日が多い、暖かい(15〜20度)
- 日照時間:長い(夜8時まで明るい)
- 観光:公園でピクニック、川沿い散歩が楽しい
- 服装:軽装でOK
- イベント:春祭り、ビアガーデンが開く
2月(冬)のメリット
- 観光客:少ない(ゆっくり見られる)
- 雪景色:美しい(運が良ければ)
- カフェ文化:温かい飲み物とケーキが格別
- 宿泊費:オフシーズンで安い
- 雰囲気:静かで落ち着いている
個人的なおすすめ
初めてなら5月:天気が良く、アクティブに動きやすい。公園や川沿いの散歩が楽しい。
ゆっくり過ごしたいなら2月:観光客が少なく、カフェでのんびり。雪景色も美しい。
2回の訪問で学んだ教訓

1. 歩きやすい靴は必須
石畳の旧市街を1日中歩くので、スニーカーがベスト。5月も2月も、足が痛くならないクッション性のある靴が必要です。
2. 冬は防寒対策を万全に
2月は0度前後。手袋、マフラー、帽子は必須。特に塔に登る時は、風が強くて寒いです。
3. グロッケンシュピールは早めに場所取り
11時か12時の15分前には、マリエン広場の時計塔正面に到着すること。遅れると良い位置が取れません。
4. 地元のベーカリーでコスト削減
ホテルの朝食は10〜15ユーロ。地元のベーカリーなら5ユーロ以下で済みます。味も美味しい。
5. 塔への登頂は体力勝負
ペーター教会の300段階段は想像以上にきつい。体力に自信がない人は、時間に余裕を持って。
6. カフェは休憩と暖房の場所
特に冬は、カフェで体を温めながら休憩するのが重要。Wi-Fiもあるので、観光の合間に立ち寄ると良いです。
まとめ:何度訪れても楽しい街

ミュンヘンには数回訪れましたが、季節が違うと全く違う顔を見せてくれました。5月は川でサーフィンする人々を眺め、街を歩き回りました。2月は雨の中、カフェで温かい飲み物を楽しみました。
どちらの季節も、それぞれの魅力があります。マリエン広場、教会、ベーカリー、レストラン、カフェ。同じ場所でも、季節によって雰囲気が変わるのが面白いです。
秋のオクトーバーフェストや冬のクリスマスマーケットの季節もお勧めです。ミュンヘンは何度訪れても新しい発見がある街です。


コメント